美味しく喰らう

天才とは様々なものを「美味しく喰らう」存在

2022-01-01から1年間の記事一覧

過去未来現在と現実

なかなか文章を書くということはサボりがちになる。人が横で書いていると、ようやく慌てて書かなくてはと思い出す。今日もそうして筆を取ったわけだが、はてさて何を綴るべきかということでは迷うところだ。 それなりにまとまった量ということを気にしないの…

私の当面の投票方針について

さて、本日は第26回参議院議員通常選挙の投開票日であった。 しばらくの間国政選挙が無いそうなので、備忘録も兼ねて、私の今後の投票方針を書き残しておこうと思う。そこでまず第一に現状の国会の状況を論じることにする。続いて、理想的な国会状況について…

これこそが民主主義の帰結に他ならない 

おおよそ全ての民主主義は今回の帰結を待っている。至らざるを得ないものとして、安倍元首相暗殺はあった。 帝国時代、大正デモクラシーは五・一五事件によって終わった。しかし、では大正デモクラシーは暴力によって消えたということになるのか。ならない。…

健康か病んでいるか

健康であったり病んでいたりすると何かといろいろ変わる。なんなれば、そのような変化に基づいて自らを健康であるとか病んでいると判定できたりしそうである。友人は健康であればヘーゲルと儒教の間の子を信仰するし、病んでいる時にはキリスト教の異端者に…

ちゃんとしたものを書くためには

ちゃんとしたものを書くのは骨が折れる。本当にちゃんとしたもの.......おそらく私はそのようなものを書いたことがないし、世の大半の人がちゃんとした文章群などの執筆とは無縁な生を送っていることだろう。一方、ちゃんとしたものを読む方はこれは書く方と…

個別具体的な話はどうでもいい!

表題は議論中における私の口癖である。そう個別具体的な話はどうでもいいのだ。個別具体的な話は議論に耐えない。その問題点はあまりにも多くの地点に拡散していく。というかもっと言えば個別具体的な話というものには問題点が遍在しているのだから、もはや…

今しかない今を生きるということ

時間の捻出を頑張らないと行けなくなる程度にはタスクを積みまくっているのだが、にも関わらず今この瞬間において夕飯を食べるという一事を億劫に感じ、仕方なくブログを書いている。時間を捻出しなくてはならないのは何故なのかという根本的なことを問うこ…

結婚制度に関する私見

先日の大阪地裁の同性婚判決によって、私の周囲はちょっとした沸き上がりを見せている。この沸き上がりに対して私は便乗して結婚制度、ひいては家族制度に関する私見を滔々と述べてみようと考えた。 結婚制度は家族制度と不可分一体である まず第一に私は結…

これまで若干避けていたものに触れて

有名であるけども、そして有名であるからこそ、興味を多少持っていても若干避けるように、あるいは遠巻きに眺めるようにしてしまうものというものは、人生を生きる中では往々にしてあることだろう。私にとってそのようなものの一つは「伊藤計劃」であった。 …

とりあえず何かを書こうと思ったが.......

近況報告 4月末に大学に入学したので、今では晴れて大学生となった。 ゴールデンウィークは友人と北陸を旅行した。 ゴールデンウィーク明けに仕事を辞めた。 6月6日より仕事を再開。 とりあえず最近あった報告に値することはこの辺りかな。 他にもちょこちょ…

二泊三日日本弾丸旅行記 第一章・準備

それは突然やってきた。そう、突然に全く仕事に行けなくなったのだ。職場からは、急遽一週間の休みを与えられた。一週間で回復せよとのことだった。私は考える。一体どうすればこの状況は打開できるのだろうか? と。病院に行くには時間が短すぎる。病院は既…

自己言及の不可能性と共に[Ver.automatic]

今一つの言説は常に偽であることを忘れないように。そしてそれは常に真である。始まるべきなのは、そして既に始まっていたような、とにかくひたすらに待ち望まれていた、真の自己言及をここに展開することで、私は新しいステージへと推進していこう。必要な…

ロシアのウクライナ侵攻に関して

序 西暦2022年2月24日、ロシアのウラジミール・プーチン大統領はウクライナに対して宣戦布告をした。以降ロシアはウクライナ全土に対して電撃戦を展開。ウクライナ各地ではウクライナ軍による必死の防衛が行われている。 昨日2月26日、私は思想的同志らと共…

虹色への〈渇望〉

33分 3790字 幸せとは真実の中で唸るあの時の声のように〈他者〉たちのざわめきが真実を覆い隠すあの月の夜。赤い月が今日も虚栄に満ちた人々の心に影を投げかける。青い星が南の空で静かに瞬く。まだあの時がもう一度訪れるかもしれないと本当にそう信じて…

人間関係論

序 この人間関係論を書くことになったのには、私が属するふんわりとしたコミュニティにおいて人間関係に起因する問題が一時期に集中して多発したためである。そこで私の見解を明確にしようと試みたのが以下の文章である。 目次 序 本論 自分と相手 「空気を…

新年明けましておめでとうございます

さて人語を貪り喰いながらなお自分の世界に引きこもる、人間的本性の現れをここに示さんと欲す僅かに欠片が朽ちていくように冬とともにやってくるこの不愉快な存在者を我々はどのように抱き抱えることになるのでしょう。私たちに許された僅かな可能性と欠片…